ソポクレス(藤沢令夫訳)『オイディプス王』(岩波文庫、1967年)


 ソポクレスのオイディプス一家の悲劇を扱った3作品の中の、年代順でいえば最後の作品であり、内容的には2番目の話である。彼 の作品『オイディプス王』で、自分がテバイの先王であるライオス殺しの張本人であると知り、両目を潰したオイディプス。その後、 テバイを追われ、娘のアンティゴネと放浪の旅を続けるオイディプス。そんな彼に対し、以前は彼に悲劇をもたらした神から、和解の 手が差し伸べられる。そのときオイディプスに起こる運命とは...。
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