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越智貢編『情報倫理学入門』(ナカニシヤ出版、2004年)

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 京都教育大学附属図書館で借りる。2005年7月16日に読み終える。


本文の感想

 9人の著者による共著であるが、倫理学とは関係のない論文の寄せ集めであり、またその内容もあまりにひどい。「法と倫理」という名目のもとに下らぬ法律の解説をしているものから、たんに自らの所属する団体の活動を紹介するだけのものや、第4章のように妄想で書かれたものまで、どれ一つとして倫理学らしい議論をしたものはない。とはいえ、序章でのハンス・ヨナスの責任論への着眼は非常に興味深いものであったし、倫理学とは直接関係ないまでも「情報化社会の進展と知の変容」について書かれた第6章は、情報化社会の抱える問題を浮き彫りにしており読み甲斐があった。感想はF。

 本文の感想とは関係ないが、200頁9-10行目「児童生徒から訴え」は「児童生徒からの訴え」の誤植と考えられる。


本文からの抜粋と注

 特になし。


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