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お前はアホか!! 考えろ!!

 暫定版。2004年4月21日更新。

お前はアホか!! 考えろ!!

 私は決して賢明ではない。しかし、この私でさえ驚き、呆れ果てるほどひどい人が私のまわりにはたくさんいる。分からないことがれば、自分で考えることもなく人に聞き、トラブルに陥るとすぐに諦め、それでいて下らない本やマスコミの受け売りで講釈を垂れる者が後を絶たない。もちろん私も、人にわからないことがあれば尋ねることはある。だから人から何か尋ねられること自体は、不快なものではない。しかし自分で考えることなく人に尋ね、分からないことの理由を問題の困難さにかこつけて、私の手を煩わせるような輩には、一定の限度を越えると我慢ならない。

 私は人から何か尋ねられ、それが私の理解できる範疇にある場合、極力本人の力で解決できるように導くよう心がけている。それにもかかわらず、むしろ人に聞いて自分の頭で考えないことに味をしめて、人に尋ねて何でも解決してやろうという輩には我慢ならないのである。

 私と同じような憤りを感じ、他方で悩んでいる人は少なからずいるのではないかと思う。だからこそ上記のような自分で問題を解決することなく、またそうすることが出来ない人が、一人でも少なくなることは様々な意味で有益なことであり、意義のであることだと思うのだ。これは、私からそういう人に対する怒りの声であり、励ましの声であり、また愛である。

本を読め!! ただし、下らない本は読むな!!

 とにかく本を読め。そして知識を蓄え、常識(common sense)を身につけろ。おまえがトラブルに陥ったときに、まったく解決する手立てが思い浮かばない理由の一つは、知識の欠如だ。だから本が嫌いだとか興味がないだとか、ぐだぐだ抜かす前に本を読んで必要な知識を身につけろ。

 新聞、雑誌を読むのもよいが、スポーツ新聞やいかがわしい週刊誌ばかりを読むのはやめろ。そういったメディアから受け取った、大半が誤っている知識を振りかざし、他人に誤った知識を植えつけるのはやめてくれ。

 また、いい加減なことがよく書かれているハウツー本ばかりを読んで、誤った知識を身につけ、それを前提に他人と話すのは止めてくれ。誤った知識が感染する。ハウツー本が絶対に悪いとは言わないし、専門書が絶対によいなどとも言わないが、解説書だけを読んで受動的になるのではなく、「何が正しくて、何が間違っているのか」、「何がよくて、なにが悪いのか」を自分の頭で考えろ。もっと積極的になれ。ハウツー本に書かれたことだけを鵜呑みにし、受動的になるのはやめろ。

飛ばし読みするな!! そして最後まで読め!!

 本は飛ばし読みするな。まして飛ばして読んで、全てを悟った気になるのはやめてくれ。お前は本を読んでるのかも知れない。読んでいると言うかもしれない。でもな、書いてあることがぜんぜん分かってないのなら、本の読み方が甘いんだ。というより、読んでないんだよ。頼むから、最後までしっかり読んでくれ。それでもわからないなら、もう一度読め。何度でも分かるまで読め。薦められた本を、読まなくてもわかるだとか、肌に合わないとか言い訳して、わからないことを誤魔化すな。

図書館を利用しろ!! ただし、公共図書館で満足するな!!

 図書館に行けば本がある。だから図書館を利用しろ。図書館に行けば図書館司書がいる 。だから図書館を利用しろ。ただし、たいていの公共図書館はろくな本が置いていない。可能なら近所の大学図書館や、専門図書館を利用しろ。大学図書館には専門書や洋書がたくさん置いてある。だから大学図書館を利用しろ。近所に大学図書館がなければどうするのか。自分で考えろ。

 調べたい本がわからなければ、参考図書(reference book)を利用しろ。参考図書の利用方法が分からなければ、参考図書の使い方について書いてある本を読め。参考図書の使い方について書いてある本の場所がわからなければ、図書館司書に相談しろ。図書館司書は出来る限り利用して、図書館の使い方にうまくなれ。

辞書を引け、検索しろ、そして人に聞くな!!

 辞書は何のためにあるのか、よく考えろ。わからないことがあれば、辞書を引け。インターネットで検索しろ。それでもわからなければ、図書館に行け。図書館に行って途方にくれたら、図書館司書に聞け。それでもわからなければ、知ってると思う人に聞いてみろ。

選択肢を消去してトラブルに対処しろ!! なんでも人に聞くな!!

 すぐに諦めるな。考えて、考えて、考え抜け。本を読んで知識を蓄え、図書館を利用して情報通になり、辞書を引いてことばの意味を調べ、インターネットを活用して検索することを学んだら、恐れるものは何も無い。あとは自分の頭で考えろ。

 自分の頭が悪いと決め付ける前に、また分からないと諦める前に、トラブルを引き起こしている可能性のあるものを考えろ。そしてその選択肢を一つ一つ虱潰しに検討しろ。選択肢を削除しろ。たいていの場合、答えはそこから導き出せる。

良き友を持て!!

 確かにどれほど熱心に調べても、一人では解決できないことはたくさんある。そういうときは、人に頼れ。人に頼るのも一つの大事な選択であり、合理的な判断だ。

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