綺麗な動画を作るためには綺麗な動画を作るための大原則は、綺麗なソースを用意することである。ただ、先ほど紹介した市販のソフトは対応したファイルが限られており、多くの場合何らかの変換を余儀なくされることだろう。しかし再圧縮を繰り返すことは画質の劣化につながるため、どうしても避けたいものである。 SD-MovieStageの現行のバージョンでは、よく用いられているDivXやXvidといったファイルはことごとく対応しておらず、MPEG-1やMPEG-2なども未対応である。対応状況を表にまとめるとつぎのようなる。
もし手持ちの動画がSD-MovieStageで対応していないようであれば、VirtualDubやAviutl、TMPEGencといったフリーのソフトを使うことで、無圧縮aviとPCM音源のファイルで保存し直すことができる。これらのソフトの使い方は、多くの解説がウェブ上でなされているので、敢えてここでは取り上げない。 こうしてできあがった無圧縮aviのファイルは、ファイルサイズこそ大きいものの再圧縮を施さないために画質の劣化がなく、出来得る最良の画質でasfファイルを作成することができる。 |
自由にSD-MovieStageの設定をするSD-MovieStageやPixlabではV601SHに対応したasfファイルの作成こそ出来はするが、ビットレート、サイズ、フレームレートなどは自由に設定ができない。しかし、ユーザにとって最も気になるのはこの設定の部分なのである。そこで、ここではSD-MovieStageでビットレートなどの設定を任意にできるようにするための方法を紹介する。ただし、これはあくまで非公式的な使用のため、動作保証はおろか、これを実践することによって生じたいかなる損害に対しても私は責任を負わない。各自、自己責任の範囲内で行っていただきたい。 ここで紹介するのは、SD-MovieStageのレジストリを変更する方法である。まず、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行(R)」を選び、"regedit"と入力してOKを押す。すると、レジストリ エディタが立ち上がるので、左側のフレームから順に次の階層を辿っていく。 マイコンピュータ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Panasonic\SD-MovieStage\CONVERT\01_SV-AV20/30\LOW\VIDEO この階層に来ると、右側のフレームにBITRATE(ビットレート)やFPS(フレームレート)、WIDTH(幅)、HEIGHT(高さ)といった項目が現れる。これらの項目をダブルクリックし、現れたウィンドウで表記のところを10進数に直した上で適当な値を設定すれば、任意の設定でエンコードが可能となる。ただし、これで設定をした値が反映されるのは、コンバートの画面にある出力フォーマットで、SD-VIDEO(SV-AV30用)かSD-VIDEO(SV-AV用10)を選択した場合であることに留意されたい。 階層を1つ遡ると、オーディオの設定が保存されている階層があるのがわかるが、オーディオについてはV601SHで再生できる最高のビットレートで初期設定されているので、ビットレートを下げる場合を除けば手をつけないほうがよい。 ビットレート早見表SDカードのサイズごとに、最長でどれだけの動画を保存できるのか早見表を作ってみた。音声はすべて最高音質の32kbpsとして算出した。
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