「ChaletOS設定メモ」の版間の差分

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[[Category:覚書]]
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==ChaletOSのインストールと初期設定==
=ChaletOSのインストールと初期設定=


===ChaletOSをダウンロード===
==ChaletOSをダウンロード==
ChaletOSのウェブサイトよりChaletOS 16.04.2のisoイメージファイルをダウンロード。<br />
ChaletOSのウェブサイトよりChaletOS 16.04.2のisoイメージファイルをダウンロード。<br />
https://sites.google.com/site/chaletoslinux/home
https://sites.google.com/site/chaletoslinux/home


===インストールに使用するライブメディアの作成===
==インストールに使用するライブメディアの作成==
 Etcher、unetbootin、またはwin32diskimagerなどでブータブルなライブDVD、ライブUSBメモリーなどを作成する。私はブータブルなライブUSBメモリーを作成した。以前はunetbootinを使っていたのだけど、最近はEtcherを使っている。違いもわかっているようでいて、じつはあまりよくわかっていない。
 Etcher、unetbootin、またはwin32diskimagerなどでブータブルなライブDVD、ライブUSBメモリーなどを作成する。私はブータブルなライブUSBメモリーを作成した。以前はunetbootinを使っていたのだけど、最近はEtcherを使っている。違いもわかっているようでいて、じつはあまりよくわかっていない。


 ポータブルなライブDVDやライブUSBメモリーなどを起動して、インストールしたいUSBメモリーを差し、「ChaleOSをインストール」といったようなアイコンをクリックして英語でインストールを進める。ネットの情報によると日本語でインストールを進めると途中でうまくいかなくなるとのこと。また、いろいろとセットアップしたあとのライブメディアを使ってインストールしようとすると(それが原因だったのかどうかはわからないけど)、インストールは完了してもインストールしたはずのUSBメモリーでうまくOSが起動できなかったので、作成したばかりのライブメディアを使ってインストールを試みるのがよさそうだ。
 ポータブルなライブDVDやライブUSBメモリーなどを起動して、インストールしたいUSBメモリーを差し、「ChaleOSをインストール」といったようなアイコンをクリックして英語でインストールを進める。ネットの情報によると日本語でインストールを進めると途中でうまくいかなくなるとのこと。また、いろいろとセットアップしたあとのライブメディアを使ってインストールしようとすると(それが原因だったのかどうかはわからないけど)、インストールは完了してもインストールしたはずのUSBメモリーでうまくOSが起動できなかったので、作成したばかりのライブメディアを使ってインストールを試みるのがよさそうだ。


===初期設定===
==初期設定==
 以下、最初の方の順序はかなり重要。たとえば日本語環境を整えるのにも、ネットに接続して日本語関係のファイル(?)をダウンロードしてこないことにはlanguage(言語サポート)で日本語を選択できない。あとの方の順序はそれほど重要ではない。
 以下、最初の方の順序はかなり重要。たとえば日本語環境を整えるのにも、ネットに接続して日本語関係のファイル(?)をダウンロードしてこないことにはlanguage(言語サポート)で日本語を選択できない。あとの方の順序はそれほど重要ではない。


===ネットに接続===
==ネットに接続==
====eduroamの設定====
===eduroamの設定===


 WindowsだとeduroamのSSIDに接続したらユーザー名とパスワードを求めるポップアップが出てきて、ユーザー名に「大学のID@大学のドメイン」、パスワードに大学のIDで使用しているパスワードを入力すればそのまま接続できるのだが、Linuxでは設定を少しだけいじらないとそのままではつながらないのでややこしい。海外の大学が公開しているマニュアルでは、CA証明書を選ぶような説明をしているものばかりが検索にひっかかってくるけど、日本のいくつかの大学で試した限りでは「CA証明書は必要ありません(R)」にチェックを入れてもそのまま接続できている。
 WindowsだとeduroamのSSIDに接続したらユーザー名とパスワードを求めるポップアップが出てきて、ユーザー名に「大学のID@大学のドメイン」、パスワードに大学のIDで使用しているパスワードを入力すればそのまま接続できるのだが、Linuxでは設定を少しだけいじらないとそのままではつながらないのでややこしい。海外の大学が公開しているマニュアルでは、CA証明書を選ぶような説明をしているものばかりが検索にひっかかってくるけど、日本のいくつかの大学で試した限りでは「CA証明書は必要ありません(R)」にチェックを入れてもそのまま接続できている。
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===日本語をインストール===
==日本語をインストール==
* 左下のメニューを開いて、一番下の検索ボックスに"language"と入力して"language"を起動。
* 左下のメニューを開いて、一番下の検索ボックスに"language"と入力して"language"を起動。
* システムを日本語に設定→languageのタブで
* システムを日本語に設定→languageのタブで
* 「言語サポート(language)」の言語(language)タブにある「キーボード入力に使うIMシステム」を"fcitx"に設定。(これをしないと日本語入力ができない)
* 「言語サポート(language)」の言語(language)タブにある「キーボード入力に使うIMシステム」を"fcitx"に設定。(これをしないと日本語入力ができない)


===インストールしたLinuxが悪さをしてシステムの時計を狂わせてしまう問題を解決===
==インストールしたLinuxが悪さをしてシステムの時計を狂わせてしまう問題を解決==
* 時計の設定をUTC=noにしてもろもろ→http://linux-suomi.net/modules/tips3/index.php?content_id=17
* 時計の設定をUTC=noにしてもろもろ→http://linux-suomi.net/modules/tips3/index.php?content_id=17
* 「ソフトウェアの更新」→かなり長い上に、実際にダウンロードする容量よりもかなり多くの容量をくう
* 「ソフトウェアの更新」→かなり長い上に、実際にダウンロードする容量よりもかなり多くの容量をくう




===Fonts関係===
==Fonts関係==
* 全体のフォントは"usr/share/fonts"のディレクトリに、ユーザーのみの場合には"~/.fonts"("~"はホームフォルダを意味する)のディレクトリにフォントを入れる。あるいはリンクを張る。
* 全体のフォントは"usr/share/fonts"のディレクトリに、ユーザーのみの場合には"~/.fonts"("~"はホームフォルダを意味する)のディレクトリにフォントを入れる。あるいはリンクを張る。


==Wineのインストール==
=Wineのインストール=
* https://www.winehq.org/ の案内に従ってWineをインストール。初心者なのでStable branchをインストール。
* https://www.winehq.org/ の案内に従ってWineをインストール。初心者なのでStable branchをインストール。
* "winecfg"を起動して、「アプリケーション」タブの「Windowsバージョン」を"Windows8.1"に設定。
* "winecfg"を起動して、「アプリケーション」タブの「Windowsバージョン」を"Windows8.1"に設定。
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* http://d.hatena.ne.jp/kita_yuta/20100615/1276606183 は書いてあるとおりにはできなかったけど、参考のために。
* http://d.hatena.ne.jp/kita_yuta/20100615/1276606183 は書いてあるとおりにはできなかったけど、参考のために。


==アンチウイルスソフト==
=アンチウイルスソフト=


アンチウイルスソフトのclamTkをインストール。
アンチウイルスソフトのclamTkをインストール。
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"sudo apt-get clamtk"
"sudo apt-get clamtk"


==アプリをインストールする際の覚書==
=アプリをインストールする際の覚書=


以下のおまじないを唱えること。apt-getでインストールする際のパッケージ(?)の更新(?)のようなことをやっているみたい。
以下のおまじないを唱えること。apt-getでインストールする際のパッケージ(?)の更新(?)のようなことをやっているみたい。
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==テキストファイル(拡張子txt)のファイルをWINEのTeraPadで開くように設定==
=テキストファイル(拡張子txt)のファイルをWINEのTeraPadで開くように設定=


下記リンク先の内容を参考にした。
下記リンク先の内容を参考にした。
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'/home/<yourusername>/.wine/TeraPad'
'/home/<yourusername>/.wine/TeraPad'


==WPS Officeのインストール==
=WPS Officeのインストール=


http://wps-community.org/ より、拡張子が"deb"のもので最新のamd64のものをダウンロードし、ダブルクリックでインストール。
http://wps-community.org/ より、拡張子が"deb"のもので最新のamd64のものをダウンロードし、ダブルクリックでインストール。




==テキストエディタのgeditをインストール==
=テキストエディタのgeditをインストール=


昔から感じていることなんだけど、LinuxにはWindowsで定評のあるような高機能なテキストエディタがない。つまり、メモ帳では不十分である程度カスタマイズしたりできるような機能はほしいけど、プログラムを書いたりするような開発環境に特化したような機能は必要ないか最小限にとどめているようなテキストエディタがLinuxには昔からないのである。Linuxの高機能なテキストエディタを紹介しているサイトをいろいろと見て回っても、必ずと言っていいほどプログラムを書くための補助をしてくれる機能が充実しているといったような紹介のされかたばかりだし、そのようなテキストエディタばかりなのである。
昔から感じていることなんだけど、LinuxにはWindowsで定評のあるような高機能なテキストエディタがない。つまり、メモ帳では不十分である程度カスタマイズしたりできるような機能はほしいけど、プログラムを書いたりするような開発環境に特化したような機能は必要ないか最小限にとどめているようなテキストエディタがLinuxには昔からないのである。Linuxの高機能なテキストエディタを紹介しているサイトをいろいろと見て回っても、必ずと言っていいほどプログラムを書くための補助をしてくれる機能が充実しているといったような紹介のされかたばかりだし、そのようなテキストエディタばかりなのである。
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と怒られる。
と怒られる。


==GIMPのインストール==
=GIMPのインストール=


ネットでは、公式のパッケージだとバージョン2.6系が入るのでppaというのを使って2.8をインストールする方法などが紹介されているけど、2017年5月29日現在では、バージョン2.8.16がインストールされるようなのでそのままインストール。
ネットでは、公式のパッケージだとバージョン2.6系が入るのでppaというのを使って2.8をインストールする方法などが紹介されているけど、2017年5月29日現在では、バージョン2.8.16がインストールされるようなのでそのままインストール。
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==Inkscapeのインストール==
=Inkscapeのインストール=


"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。
"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。


==Audacityのインストール==
=Audacityのインストール=


"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。
"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。




==FTPクライアント「filezilla」をインストール==
=FTPクライアント「filezilla」をインストール=


とりあえず、"filezilla"というFTPクライアントをインストールしてみる。
とりあえず、"filezilla"というFTPクライアントをインストールしてみる。
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==EPWING辞書ブラウザ==
=EPWING辞書ブラウザ=
* EBViewをインストール。 http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/e/ebview/ から最新版をインストール。拡張子debのもので、amd64のもの。
* EBViewをインストール。 http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/e/ebview/ から最新版をインストール。拡張子debのもので、amd64のもの。


==Rのインストール==
=Rのインストール=
http://www.okadajp.org/RWiki/?R%20%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB を参考に下記の通り。r-cran-*はサイズが大きかったのでインストールせず。
http://www.okadajp.org/RWiki/?R%20%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB を参考に下記の通り。r-cran-*はサイズが大きかったのでインストールせず。


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==RStudioをインストール==
=RStudioをインストール=


https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/
https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/


==Emacsのインストール==
=Emacsのインストール=


<blockquote>
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と"&"をつけてバックグラウンドで起動するようにするとマウス操作のできるGUI版が起動する。
と"&"をつけてバックグラウンドで起動するようにするとマウス操作のできるGUI版が起動する。
==カスタマイズ==
=カスタマイズ=
* USBメモリーのFAT32領域のパーティションにリンク
* USBメモリーのFAT32領域のパーティションにリンク
* WindowsのDropboxフォルダにリンク
* WindowsのDropboxフォルダにリンク


===外観のカスタマイズ===
==外観のカスタマイズ==
====壁紙の変更====
===壁紙の変更===


http://wallpaperswide.com/ あたりから好きな壁紙をダウンロードする。
http://wallpaperswide.com/ あたりから好きな壁紙をダウンロードする。
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"/etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf"の"background"の画像を変更
"/etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf"の"background"の画像を変更


====パネル(Windowsのタスクバー)を細くする====
===パネル(Windowsのタスクバー)を細くする===


「パネル」から「表示(i)」タブの「大きさ」の項目の「行のサイズ(ピクセル)(S)」を初期設定の38から35へ。
「パネル」から「表示(i)」タブの「大きさ」の項目の「行のサイズ(ピクセル)(S)」を初期設定の38から35へ。


====アイコンの変更====
===アイコンの変更===


http://www.lab-ssk.com/method-to-install-windows7-icons-on-chaletos-and-modified-version-is-published-in-this-article などを参考に。
http://www.lab-ssk.com/method-to-install-windows7-icons-on-chaletos-and-modified-version-is-published-in-this-article などを参考に。


==困っていること==
=困っていること=


* ディスプレイの輝度の調整ができないこと。いろいろ調べてみてgrubの編集とかもしてみたんだけど、どうもうまくいかない。とりあえず、現時点ではあきらめ。
* ディスプレイの輝度の調整ができないこと。いろいろ調べてみてgrubの編集とかもしてみたんだけど、どうもうまくいかない。とりあえず、現時点ではあきらめ。
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** とりあえず下記を参考に"xset m 1/8 4"として応急処置 https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8188
** とりあえず下記を参考に"xset m 1/8 4"として応急処置 https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8188


==なぜLinuxが普及しないのかを使いながら考える==
=なぜLinuxが普及しないのかを使いながら考える=


===すでに稼働しているPCが必要===
==すでに稼働しているPCが必要==
インストールメディアを準備するためにすでに稼働しているPCが必要なのは、インストールメディアがPCに付属していたり店頭やインターネットで手軽に手に入るMicrosoft WindowsやMacOSとの大きな違い。
インストールメディアを準備するためにすでに稼働しているPCが必要なのは、インストールメディアがPCに付属していたり店頭やインターネットで手軽に手に入るMicrosoft WindowsやMacOSとの大きな違い。


===インストールまでのハードルが高い===
==インストールまでのハードルが高い==
インストールメディアをオンラインで購入することもできるし、友人に頼んでメディアを提供してもらうという選択肢もあるだろうけど、基本的には各自で希望するLinuxディストリビューションのイメージファイルを入手してインストールするためのメディアを準備しなければならない。このインストールメディアがライブOSの形態をとっているというのもWindowsに慣れているユーザーがLinuxに入門しようとするときに戸惑う原因のひとつであるように思う。
インストールメディアをオンラインで購入することもできるし、友人に頼んでメディアを提供してもらうという選択肢もあるだろうけど、基本的には各自で希望するLinuxディストリビューションのイメージファイルを入手してインストールするためのメディアを準備しなければならない。このインストールメディアがライブOSの形態をとっているというのもWindowsに慣れているユーザーがLinuxに入門しようとするときに戸惑う原因のひとつであるように思う。


ライブメディアを使ったインストールもWindowsユーザーなんかには馴染みがなく、Linuxをインストールして使ってみようというハードルを高くしているんじゃないだろうか。
ライブメディアを使ったインストールもWindowsユーザーなんかには馴染みがなく、Linuxをインストールして使ってみようというハードルを高くしているんじゃないだろうか。


===Windowsのようなソフトがない===
==Windowsのようなソフトがない==


* テキストエディタ
* テキストエディタ

2017年6月1日 (木) 19:29時点における版


ChaletOSのインストールと初期設定

ChaletOSをダウンロード

ChaletOSのウェブサイトよりChaletOS 16.04.2のisoイメージファイルをダウンロード。
https://sites.google.com/site/chaletoslinux/home

インストールに使用するライブメディアの作成

 Etcher、unetbootin、またはwin32diskimagerなどでブータブルなライブDVD、ライブUSBメモリーなどを作成する。私はブータブルなライブUSBメモリーを作成した。以前はunetbootinを使っていたのだけど、最近はEtcherを使っている。違いもわかっているようでいて、じつはあまりよくわかっていない。

 ポータブルなライブDVDやライブUSBメモリーなどを起動して、インストールしたいUSBメモリーを差し、「ChaleOSをインストール」といったようなアイコンをクリックして英語でインストールを進める。ネットの情報によると日本語でインストールを進めると途中でうまくいかなくなるとのこと。また、いろいろとセットアップしたあとのライブメディアを使ってインストールしようとすると(それが原因だったのかどうかはわからないけど)、インストールは完了してもインストールしたはずのUSBメモリーでうまくOSが起動できなかったので、作成したばかりのライブメディアを使ってインストールを試みるのがよさそうだ。

初期設定

 以下、最初の方の順序はかなり重要。たとえば日本語環境を整えるのにも、ネットに接続して日本語関係のファイル(?)をダウンロードしてこないことにはlanguage(言語サポート)で日本語を選択できない。あとの方の順序はそれほど重要ではない。

ネットに接続

eduroamの設定

 WindowsだとeduroamのSSIDに接続したらユーザー名とパスワードを求めるポップアップが出てきて、ユーザー名に「大学のID@大学のドメイン」、パスワードに大学のIDで使用しているパスワードを入力すればそのまま接続できるのだが、Linuxでは設定を少しだけいじらないとそのままではつながらないのでややこしい。海外の大学が公開しているマニュアルでは、CA証明書を選ぶような説明をしているものばかりが検索にひっかかってくるけど、日本のいくつかの大学で試した限りでは「CA証明書は必要ありません(R)」にチェックを入れてもそのまま接続できている。

セキュリティ(E): WPA & WPA2 Enterprise
認証(T): トンネル化TLS
匿名の識別子(M): ユーザー名と同じもの(大学のID@大学のドメイン)
「CA証明書は必要ありません(R)」にチェック
内部認証:MSCHAPv2
ユーザー名:(大学のID@大学のドメイン)
パスワード(P): 大学のIDに対するパスワード

日本語をインストール

  • 左下のメニューを開いて、一番下の検索ボックスに"language"と入力して"language"を起動。
  • システムを日本語に設定→languageのタブで
  • 「言語サポート(language)」の言語(language)タブにある「キーボード入力に使うIMシステム」を"fcitx"に設定。(これをしないと日本語入力ができない)

インストールしたLinuxが悪さをしてシステムの時計を狂わせてしまう問題を解決


Fonts関係

  • 全体のフォントは"usr/share/fonts"のディレクトリに、ユーザーのみの場合には"~/.fonts"("~"はホームフォルダを意味する)のディレクトリにフォントを入れる。あるいはリンクを張る。

Wineのインストール

  • https://www.winehq.org/ の案内に従ってWineをインストール。初心者なのでStable branchをインストール。
  • "winecfg"を起動して、「アプリケーション」タブの「Windowsバージョン」を"Windows8.1"に設定。
  • Kindle for PC→http://nkenbou.hatenablog.com/entry/2017/04/25/125733 を参考にし、https://s3.amazonaws.com/kindleforpc/44184/KindleForPC-installer-1.17.44184.exe をダウンロードして、Terminalから"wine KindleForPC-installer-1.17.44184.exe"としてインストールができた。それまで、Amazonから購入してダウンロードしたものをインストールしようとしていろいろやってみたけどクラッシュしていた。上記サイトで紹介されている直リンクのアドレスなどを参考にダウンロードしたところうまくいった。紹介されているアドレスからバージョンの番号を1つだけ上げたアドレスでファイルがダウンロードできたのでそのようにしている。また、PlayOnLinuxからはインストールできるけど、これでは英語版がインストールされる。
  • LINEをインストール。https://line.me/ja/ からWindows用のプログラムをダウンロード。
  • Wineの勉強はそのうち下記で。 https://kakurasan.blogspot.jp/2015/06/manage-winapps-using-wineprefixes.html
  • http://d.hatena.ne.jp/kita_yuta/20100615/1276606183 は書いてあるとおりにはできなかったけど、参考のために。

アンチウイルスソフト

アンチウイルスソフトのclamTkをインストール。

"sudo apt-get clamtk"

アプリをインストールする際の覚書

以下のおまじないを唱えること。apt-getでインストールする際のパッケージ(?)の更新(?)のようなことをやっているみたい。

sudo apt-get update

テキストファイル(拡張子txt)のファイルをWINEのTeraPadで開くように設定

下記リンク先の内容を参考にした。 https://help.ubuntu.com/community/Wine#Creating_file_associations

まず、

"~/.wine/"に"TeraPad"というファイルを作って、

#!/bin/sh

QUICKPARLOCATION="c:\\Program Files (x86)\\TeraPad\TeraPad.exe"
PARAM=`winepath -w "$*"`
wine "$QUICKPARLOCATION" "$PARAM"
exit 0

という内容を書き込む。

sudo chmod +x ~/.wine/TeraPad

で実行できるようにして、拡張子が"txt"のファイルを右クリックし「アプリケーションで開く」から「他のアプリケーションで開く(A)...」を選び、一番下の「指定コマンドを使用する(D)」に下記のように記述。シングルクォーテーションもつけること。"<yoursername>"のところはログインしているユーザー名。

'/home/<yourusername>/.wine/TeraPad'

WPS Officeのインストール

http://wps-community.org/ より、拡張子が"deb"のもので最新のamd64のものをダウンロードし、ダブルクリックでインストール。


テキストエディタのgeditをインストール

昔から感じていることなんだけど、LinuxにはWindowsで定評のあるような高機能なテキストエディタがない。つまり、メモ帳では不十分である程度カスタマイズしたりできるような機能はほしいけど、プログラムを書いたりするような開発環境に特化したような機能は必要ないか最小限にとどめているようなテキストエディタがLinuxには昔からないのである。Linuxの高機能なテキストエディタを紹介しているサイトをいろいろと見て回っても、必ずと言っていいほどプログラムを書くための補助をしてくれる機能が充実しているといったような紹介のされかたばかりだし、そのようなテキストエディタばかりなのである。

Atomを試してみたんだけど、ごちゃごちゃしていて使いづらかったのですぐにアンインストール。ネットでは重いとかエンコードの自動判別がよくないとかいろいろ書かれているけど、geditをインストールしてみた。

sudo apt-get update
sudo aput-get install gedit

geditもWindowsで作られたshift-jisのテキストファイルを開くときにエラーが出るし、TeraPadからはほど遠い。

https://hirooka.pro/?p=7482 を参考に

gsettings set org.gnome.gedit.preferences.encodings auto-detected "['UTF-8','CURRENT','CP932','SHIFT_JIS','EUC-JP','ISO-2022-JP','UTF-16']"
gsettings set org.gnome.gedit.preferences.encodings shown-in-menu "['UTF-8','CP932','SHIFT_JIS','EUC-JP','ISO-2022-JP','UTF-16']"

としてみたが、それぞれ

キー 'auto-detected' は存在しません

キー 'shown-in-menu' は存在しません

と怒られる。

GIMPのインストール

ネットでは、公式のパッケージだとバージョン2.6系が入るのでppaというのを使って2.8をインストールする方法などが紹介されているけど、2017年5月29日現在では、バージョン2.8.16がインストールされるようなのでそのままインストール。

確認方法は、http://qiita.com/ironsand/items/1a1612996b52b4d4c62e を参考にして下記のようにした。

apt-cache policy gimp

インストールは、いつものように下記の通り。

sudo apt-get update sudo apt-get install gimp

Inkscapeのインストール

"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。

Audacityのインストール

"Application Center"(開かれたウィンドウ上では「ubuntuソフトウェアセンター」と表示されている)よりインストール。


FTPクライアント「filezilla」をインストール

とりあえず、"filezilla"というFTPクライアントをインストールしてみる。

sudo apt-get update
sudo apt-get install filezilla

EPWING辞書ブラウザ

Rのインストール

http://www.okadajp.org/RWiki/?R%20%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB を参考に下記の通り。r-cran-*はサイズが大きかったのでインストールせず。

(4) R 本体と Ubuntu に用意されているパッケージのインストール (システムにインストールするためやはりルート権限で実行) (r-base-dev をインストールするとCやFortranがインストールされます) $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install r-base $ sudo apt-get install r-base-dev $ sudo apt-get install r-cran-*

RStudioをインストール

https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/

Emacsのインストール

$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install emacs

起動するときに

$ emacs

とすればターミナル上でマウスのきかないCUI版が起動するけど、

$ emacs &

と"&"をつけてバックグラウンドで起動するようにするとマウス操作のできるGUI版が起動する。

カスタマイズ

  • USBメモリーのFAT32領域のパーティションにリンク
  • WindowsのDropboxフォルダにリンク

外観のカスタマイズ

壁紙の変更

http://wallpaperswide.com/ あたりから好きな壁紙をダウンロードする。

  • 壁紙を変更するときの壁紙の入っているフォルダ→"/usr/share/xfce4/backdrops/"
  • ログイン画面の設定(lightdmというディスプレイマネージャが使われている)

"/etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf"の"background"の画像を変更

パネル(Windowsのタスクバー)を細くする

「パネル」から「表示(i)」タブの「大きさ」の項目の「行のサイズ(ピクセル)(S)」を初期設定の38から35へ。

アイコンの変更

http://www.lab-ssk.com/method-to-install-windows7-icons-on-chaletos-and-modified-version-is-published-in-this-article などを参考に。

困っていること

  • ディスプレイの輝度の調整ができないこと。いろいろ調べてみてgrubの編集とかもしてみたんだけど、どうもうまくいかない。とりあえず、現時点ではあきらめ。
  • タッチパッドの感度や動作が調整をしてもWindowsのときのようになめらかにはならない。タッチパッドから指を離すタイミングでポインタが飛んだり手前に戻ったりしてずれてしまう。

なぜLinuxが普及しないのかを使いながら考える

すでに稼働しているPCが必要

インストールメディアを準備するためにすでに稼働しているPCが必要なのは、インストールメディアがPCに付属していたり店頭やインターネットで手軽に手に入るMicrosoft WindowsやMacOSとの大きな違い。

インストールまでのハードルが高い

インストールメディアをオンラインで購入することもできるし、友人に頼んでメディアを提供してもらうという選択肢もあるだろうけど、基本的には各自で希望するLinuxディストリビューションのイメージファイルを入手してインストールするためのメディアを準備しなければならない。このインストールメディアがライブOSの形態をとっているというのもWindowsに慣れているユーザーがLinuxに入門しようとするときに戸惑う原因のひとつであるように思う。

ライブメディアを使ったインストールもWindowsユーザーなんかには馴染みがなく、Linuxをインストールして使ってみようというハードルを高くしているんじゃないだろうか。

Windowsのようなソフトがない

  • テキストエディタ
  • オフィス
  • FTPクライアント
  • リッピングソフト
  • 動画編集ソフト