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* 2017年6月16日(金)19時から中津ぱぶり家にて | * 2017年6月16日(金)19時から中津ぱぶり家にて | ||
==哲学カウンセリングで何をするのか== | ==哲学カウンセリングで何をするのか== | ||
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===哲学カウンセリングのはじまり=== | ===哲学カウンセリングのはじまり=== | ||
1981年にゲルト・アーヘンバッハがドイツ・ケルンの近くで実践をはじめたのが哲学カウンセリングのはじまりだとされている。 | |||
エピクロスによれば、哲学は魂の治療。 | エピクロスによれば、哲学は魂の治療。 | ||
===哲学カウンセリングの特徴=== | |||
==哲学カウンセリングのバリエーション== | ==哲学カウンセリングのバリエーション== | ||
「哲学カウンセリング」とここで代表させて呼んでいる実践には、さまざまな名称がある。 | |||
* 韓国の江原大学校(Kangwon National University)で進められている[http://www.ht21c.org/ Humanities Therapy Project] | * 韓国の江原大学校(Kangwon National University)で進められている[http://www.ht21c.org/ Humanities Therapy Project] | ||
==哲学カウンセリングと哲学カフェ== | |||
この節では、哲学カウンセリングと哲学カフェの違いについて論じてみたい。 | |||
哲学カフェでは、基本的にはどのような人であったとしても参加を拒まない。自分では発言せずに、ただ他の参加者の発言を聞いているだけという人の参加の仕方もあるし、途中入退場も自由である。各回のテーマがあり、時間がきまっている。 | |||
ラービは「哲学カウンセラーは「対話のパートナー」になる意志と可能性を持った人とだけ協働する」(147頁)と述べ、「討論の積極的パートナーではない患者と協働することを求められる」(147頁)精神分析家との違いを指摘している。 | |||
==哲学カウンセリングとNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアログ)== | |||
この節では、哲学カウンセリングとNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアログ)の類似性について論じたい。 | |||
==哲学カウンセリングとPE班== | |||
この説では、哲学カウンセリングがPE班の目指すものと親和的であるということについて考えてみたい。 | |||
==哲学カウンセリング関係情報源== | ==哲学カウンセリング関係情報源== | ||
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==文献表== | ==文献表== | ||
===日本語=== | |||
* ピーター・ラービ(加藤恒男、松田博幸、岸本晴雄、水野信義・訳)『哲学カウンセリング――理論と実践』法政大学出版局、2006年 | |||
===外国語=== | |||
* [http://npcassoc.org/journal/table-of-contents/ International Journal of Philosophical Practice] | * [http://npcassoc.org/journal/table-of-contents/ International Journal of Philosophical Practice] |
2017年6月16日 (金) 09:45時点における最新版
実践
- 2017年6月16日(金)19時から中津ぱぶり家にて
哲学カウンセリングで何をするのか
哲学カウンセリングとは?
哲学カウンセリングは、同じような実践がいくつかの異なった名称で呼ばれている。たとえば、哲学コンサルテーション、哲学コンサルティング、哲学相談、哲学プラクティスなど。それぞれ、国や地域、実践者、目指すべき方向性によって微妙に重なっていたり重なっていなかったり。私自身、名称にはあまりこだわりはないので、ひとまず哲学カウンセリングという名称を用いるけど、それは哲学コンサルテーションや哲学プラクティスなどと呼称されるものと同時に同じ意味をもつものとして理解していることをあらかじめ断っておきたい。
哲学カウンセリングのはじまり
1981年にゲルト・アーヘンバッハがドイツ・ケルンの近くで実践をはじめたのが哲学カウンセリングのはじまりだとされている。
エピクロスによれば、哲学は魂の治療。
哲学カウンセリングの特徴
哲学カウンセリングのバリエーション
「哲学カウンセリング」とここで代表させて呼んでいる実践には、さまざまな名称がある。
- 韓国の江原大学校(Kangwon National University)で進められているHumanities Therapy Project
哲学カウンセリングと哲学カフェ
この節では、哲学カウンセリングと哲学カフェの違いについて論じてみたい。
哲学カフェでは、基本的にはどのような人であったとしても参加を拒まない。自分では発言せずに、ただ他の参加者の発言を聞いているだけという人の参加の仕方もあるし、途中入退場も自由である。各回のテーマがあり、時間がきまっている。
ラービは「哲学カウンセラーは「対話のパートナー」になる意志と可能性を持った人とだけ協働する」(147頁)と述べ、「討論の積極的パートナーではない患者と協働することを求められる」(147頁)精神分析家との違いを指摘している。
哲学カウンセリングとNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアログ)
この節では、哲学カウンセリングとNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアログ)の類似性について論じたい。
哲学カウンセリングとPE班
この説では、哲学カウンセリングがPE班の目指すものと親和的であるということについて考えてみたい。
哲学カウンセリング関係情報源
カナダの哲学者、哲学カウンセラーであるピーター・ラービのウェブサイト
文献表
日本語
- ピーター・ラービ(加藤恒男、松田博幸、岸本晴雄、水野信義・訳)『哲学カウンセリング――理論と実践』法政大学出版局、2006年