FreeBSD設定メモ

提供:mrmts wiki
2023年1月21日 (土) 15:21時点におけるMorimoto (トーク | 投稿記録)による版 (→‎emacs関連)


次にやることをここに書く

  • Libreofficeか何かをインストール。パッケージがないのでどうするのか。そのためにLinuxのを入れられるようにするのかどうか。
  • WINEはあとでよいけど、そのうちWINEも。

インストール

2022年6月3日から。13.1Releaseを。
2023年1月20日、Virtualboxにインストールし直す。

インストールの手順などは下記に従っておこなった。最低限の設定のようで、pkgもインストール直後には使えない。あと、時間が9時間ずれる。ずれるので左矢印で時間のところへカーソルを持って行って時間を設定するべし。

www.kkaneko.jp/tools/freebsd/FreeBSD_minimum.html

インストール直後、知っておこう

sysinstallというコマンドはなくなっているよー。いまはbsdconfigというコマンドを打つことでグラフィカルなインストールとかの画面でてくる。でもほとんど使えないので、まず使うことはない。

インストール直後にすること:デスクトップ環境を整える、日本語環境を整える

sudoのインストール

 rootユーザでログインすること。これ必須。

# pkg install sudo

デスクトップ環境

 現在はMATEをインストールして使っているので、以下はMATEの説明。以前はLxQtを使っていたのだけど、その説明は下の方に残してある。

 MATEの導入については下記のサイトを参考に進めた。これでほぼ大丈夫だったはず。

https://freebsd.sing.ne.jp/desktop/02/08/01.html

LxQtについては以下。現在はMATEに乗り換え

 最低限インストール必要があるのは、ウィンドウマネージャーとデスクトップ環境とログインマネージャー。

最低限入れないといけないのは、xorg(ウィンドウマネジメントシステムだっけ?)、lxqt(デスクトップ環境だっけ?)、sddm(ログインマネージャーだっけ?)の3つ。lxqtを入れてログインするときにもopenboxとtwmの選択を迫られて戸惑うけど(これが何なのかよくわかっていない)openboxの方を選択すべし。

 また、日本語環境も必要なので、それはmozcとかいろいろ入れる。下記のサイトを参照のこと。さらに、日本語フォントも入れないとlxqtを起動しても明朝体のフォントでとても気持ち悪いので、下記のサイトにはないけどフォントのインストールも必須。

# pkg install xorg
# pkg install ja-font-ipa ja-font-ipaex

あとは下記のサイトに従って

# pkg install lxqt

などsddmなどインストールしていくこと。

コマンドを打つとパッケージマネジメントツールがないのでインストールするかと尋ねられ、イエスで先へ進む。デスクトップ環境、日本語環境については下記のページに従った。

http://silversack.my.coocan.jp/bsd/fbsd11x_bde-4-7_lxqt.htm

ここで疑問なのは、lxqtはまだしも、sddm plasma5-sddm-kcm sddm-freebsd-black-themeみたいなのは、どうしてそれがあるとわかるんだろう。この時点ではタブキーを押しても候補がでてこないし。タブキーを押して候補がでてくるのはシェルによるのだったかなあ。もうわからない。これだけではログインマネージャなどでてこないのでなんでかなと思ったら、

xorg

をインストールしなければなかった。先ほどのページにはなかったけど、pkg xorgでxorgをインストールしたら再起動して起動直後にsddmのログインマネージャーが表示される。

なんとかlxqtがログインされたのだけど、フォントが明朝体でいけてない。また、アイコンもでかい、解像度も低い。

日本語環境

 日本語環境もよくわかっていないけど、とにかくちょくちょく入力メソッドやらなんやらが組み合わせも含めてかわるので困る。いまはfcitxとmozcの組み合わせが一般的なはず。下記を参照して設定。ひとつだけうまくいかなかったのは、"~/.xinitrc"に設定を書き込むのでは起動しなくて、その後"~/./xsession"に設定を書き込んでようやく起動するようになったこと。両方に設定を書き込む必要があったのか、まだ検証はしていないけど、きっと"~/.xsession"だけでよかったと思うのだけど、要検証。

https://retrotecture.jp/freebsd/japanese.html

基本的なことがら

# pkg install sudo


でsudoコマンドを使えるようにする。

wheelのユーザーグループはsudoが使えるグループに入っていたかと思ったら、設定のところでコメントアウトされているので"visudo"というコマンドでコメントアウトを外してwheelのユーザーグループに入っているユーザにsudoが使えるようにする。"visudo"は名前のとおりviの編集。

# sudo visudo

とコマンドを打つとsudoの設定ファイルみたいなのが開くので、

# %wheel ALL=(ALL:ALL) ALL

となっている行のコメントアウト(冒頭の#)を外し、エスケープを押してノーマルモードに移行したあとコロンを打つと一番下にカーソルが行ってコマンド入力を待つ状態になるので"wq"と打ってエンターキーを押すと保存して終了される。


# pkg install ja-font-ipa ja-font-ipaex


  • sudoはサポートされているけど標準ではインストールされていないので使えない。
  • sudoをインストールしていない状態でスーパーユーザーになるにはsuを使う。基本的には「# su -」("#"はプロンプトの意味なのでこれを打ち込むわけではなく、打ち込むのは"su"から)のコマンドを使い、パスワードを求められるのでそれでスーパーユーザーになる。
  • ただし、一般ユーザーが"su"を使えるようにするためには、そのユーザーが"wheel"というグループに属していることが必要である。ユーザーのグループを操作するためには、スーパーユーザーである必要がある。
  • アプリケーション、ソフトウェアのインストールには、pakageとportsがある。pakageのインストールのは「pkg install xxxxx」("xxxxx"はインストールしたいアプリのパッケージの名称)、アンインストールは「pkg delete xxxxx」とする。portsのインストールのは"/usr/ports"以下のディレクトリにあるインストールしたいアプリのportsのディレクトリで"make install clean"とする。

root権限で困ったとき

シングルユーザーモードでログイン。パスワードなしでrootになれるけど、すべてリードオンリーで設定の変更などできない。そこで下記のコマンドで読み書きできるようにする。

# mount -u /

デスクトップ環境を整えて、sddmというログインするための何かが自動的に立ち上がるようにしたのだけど、それは基本的にrootでログインできない設定。rootのログインも非推奨。そして何かこまったときにsuでrootになって何かやろうとしたら、一般ユーザーがsuを使えるようにするためにはwheelというグループに入っていることが必要だと。じゃあそのグループに入れようとしても、ルート権限がないから入れられないというループ。ではsddmが立ち上がらないようにしようとしても、ルート権限がないから/etc/rc.confも編集できないという罠。それで上記のようにして何とか助かった。

日々のメンテナンス

 細かいアップデートなどをしていくためのおまじない。まずルート権限で下記のコマンド。

# freebsd-update fetch

 いまだにフェッチというのが何をしているのかわからない。なにかダウンロードしてきているというのはわかるけど。それで、このコマンド、ひと通りダウンロードなどが済むと"less"というのか何かしらないけど、ファイルが閲覧されたような状態?!になって、さいごに"END"というのが点滅してそこから抜け出せなくなる。そこで、

q

を打つとそこから抜け出せるけど、また別のファイルが表示されるのか、もう1回"q"を押す。すると一番左下にコロン":"が表示された状態になる。これはテキストエディタのviを終えるときと同じ状態だ。そこでまた"q"を打ってこの状態から抜け出す。ほんまはそのファイルの内容か何かをちゃんと確認しないといけないんだろうけど。次にダウンロードしたものを実際にインストールするために?!次のコマンドを打つ。もちろんルート権限で。

# freebsd-update install

これはインストールが終わったらもとのコマンドを待つ状態に戻るので、そこまでいけば正常。


重い、もっさり、カーソルぴかぴか、カーソルが飛ぶ@virtualbox

FreeBSDにvirtualbox-ose-additionsというのを入れる。ハンドブックに従ってportsからmake installしたけどエラーになったのでパッケージでインストール。するとlxqtを立ち上げたときにスタートメニューなどが出てこなくて困る。どうも/etc/rc.confに書き込んだ下記の2行をコメントアウトすると問題解決。しかしカーソルが飛ぶなど重い問題はもとにもどる。ホストとゲストでカーソルが自由に行き来できなくなる。

# vboxguest_enable="YES" # vboxservice_enable="YES"

そこで、virtualbox-ose-additionsはアンインストールしてvirtualbox-ose-additions-legacyをインストールし、先の2行を復活させるとマウス問題は解決。しかしもっさりしてて重いのは相変わらず。legacyの方を入れたらよくなったのだけど、すでにoracleからサポート外だから入れるべきでないという情報もあり、あらためてレガシーではない方をインストール。そちらをインストールすればレガシーも自動で削除されるとういのでそのとおりに。そしてvirtualboxの設定のディスプレイのグラフィックスコントローラーをVMSVGAからVBoxSVGAへ変更。すると大丈夫。VMSVGAに戻すとスタートメニューなど出ず。VMSVGAで3Dアクセラレーションを無効にしてもやはりだめ。なので、いまはレガシーではないやつでVBoxSVGAを使っている。こちらのばあい、3Dアクセラレーションは無効にしておかなければならない(有効化のチェックを外しておかなければならない)。

ブラウザ

はじめから入っているFireFoxはほかの人も報告しているけど、マウスの上スクロールを使うとページが戻るというバグらしきものがあって使い物にならない。対処法もその「ほかの人」が報告していたけど。

https://furuya7.hatenablog.com/entry/2021/12/12/004510

を参考にして下記のように対処。

(1) URLバーに「about:config」と入力 (2) 警告が表示→「危険性を承知の上で使用する」をクリック (3) 検索窓に、設定名の「mousebutton」を入力

mousebutton.4th.enabled true
mousebutton.5th.enabled true

と表示されるので「⇔」の切り替えのボタンを押して「false」にしてブラウザを閉じると症状は改善する。

ウィンドウのタイトルバーの高さ(幅)が狭い問題

下記のサイトを参考に高さ(幅)を広げる。

https://chimachima.blogo.jp/archives/51328326.html

高さ(幅)を変えるという項目は設定で見当たらなかったけど、LXQt設定>LXGtコンフィギュレーションセンター>Openbox設定(Qt版)を開き、ウィンドウマネージャーの設定が開かれる。そこからフォントの項目を選択すると、「アクティブのウィンドウのタイトル」と「非アクティブなウィンドウのタイトル」のフォントサイズが8になっているので、それを12にすると自動的にタイトルバーの高さ(幅)も広がる。ちなみにフォントがもっさいのでIPAゴチックに変更するとスッキリする。「ウィンドウマネージャーの設定」からテーマを変えると、タイトルバーの外観が変わる。

Audacity

 まず、パッケージの検索をする。

# pkg search audacity

 検索で出てきたものをインストール。

# pkg install audacity

emacs関連

次のふたつをインストール。いまだに使い方はようわからん。

# pkg install emacs
# pkg install emacs-w3m

portsからのインストール

 インストールのときにports collectionをインストールしていたらよいのだけど、そうでなかったらgitを通じてそれをローカルにもってくる必要がある、っていう理解でいいのかな?ともかく、gitをパッケージからインストールする。と思ったけど、下記のコマンドでgitをインストールして、

# pkg install git

下記のコマンドでports collectionをローカルにコピーしようとしたらすでに"/usr/ports"があると怒られて先へ進めなかった。

# pkg clone https://git.FreeBSD.org/ports.git /usr/ports

まあ、これはports collectionをインストール時にインストールしていたからなんだけど、じゃあ、ports collectionのアップデートとかどうしたらいいんだろう。

パーティションのサイズ変更(拡張)

まずvdiの仮想ディスクの容量を32GBから50GBに。固定ディスクのままでは容量の変更ができないので、まずは可変ディスクでコピーして、新しい可変ディスクのサイズを50GBに増やす。増えた18GB分は未フォーマットとなっているので、下記のサイトを参考にgpartで容量変更。ほぼ下記のサイト通りにやるだけ。ディスク名のところを変えるぐらい。

https://www.ii-sys.jp/notes/2211

メインを42GB、スワップを8GBにした。Linuxのようにグラフィカルなパーティションマネージャーがないのがつらい。gpartedはFreeBSDで使えないと。FreeBSDのファイルシステムのufsを扱えないからだとか。

昔あったFreBSDのグラフィカルな設定のやつsysinstallはなくなっていて、bsdconfigになっていた。ただこれではパーティションのサイズ変更とかうまくできなかったので結局上記サイトを参考にコンソールでやらなければならなかった。つらい。

gpartedがufsを扱えないというのは下記サイトの情報。

https://forums.freebsd.org/threads/is-there-a-graphical-partition-manager-for-freebsd.36381/

wine

パッケージからインストール。7系統。

# pkg install wine-devel

32bit版を入れろ的な感じで怒られるので、コマンドで下記のようにする。

# /usr/local/share/wine/pkg32.sh install wine-devel mesa-dri

ちなみに、rootでこれをやるとrootでやるなと怒られるので、一般ユーザーで実行する。

デスクトップPCとして何が大事か

  • テキストエディタ
  • ブラウザ
  • オフィスソフト
  • pdfが見れる
  • 映像再生