生殖補助技術
全体の構成
- 日本と世界の生殖補助医療の特徴について外観。法制度、実践、社会状況など。
- たとえば、体外受精の件数は日本が世界で最も多いとか。
歴史の勉強
精子を発見したのはオランダの博物学者アントニー・レーウェンフック。1674年のこと。
人工授精
18世紀後半に英国の外科医ジョン・ハンターが世界ではじめてヒトの人工授精に成功。
体外受精
1978年7月25日に英国で生まれたルイーズ・ブラウン氏が世界で最初の成功例。同氏は2006年12月21日に自然妊娠によって男児を出産。28歳のとき。 日本は世界で最も体外受精を実施している国。
採卵をめぐって(そのうち独立した項目へ)
排卵誘発剤というのはゴナドトロピン(hMG-hCG)という性腺刺激ホルモンのことで、卵巣過剰刺激症候群を発症するリスクがある。
- こそだてハック「ゴナドトロピン(hMG-hCG)療法とは?注射の効果や副作用、費用は?」2017年2月2日〈archive.is〉〈Internet Archive: Wayback Machine〉
顕微授精(Intracytoplasmic Sperm Injection: ICSI)
1992年ベルギーの大学病院(UZ Brussel)で世界ではじめての妊娠例。 日本も1992年に福島県立医科大学が世界で2番目に成功。星和彦博士のグループ。
代理母/代理懐胎/代理出産
- 向井亜紀さんの事例、インドでの代理出産の事例
タイの代理出産の事例
- 代理出産メディカルツーリズム
ニュース・記事など
死後生殖
パートナーの死後に凍結された精子、卵子、受精卵(胚)を用いて生殖を行うことの倫理的問題について考える。また、実際に死後生殖を行った場合、家族など法的・社会的問題はどのように考えるべきなのか。
以下、未整理。
- 母体血清マーカー
- 子宮移植
減数手術(減胎手術)
複数の胚を移植した結果として多胎妊娠した場合、母子の保護のため減数手術(減胎手術)を行うことがある。
- 毎日新聞「多胎妊娠 「減数手術」で夫婦が提訴 医院側争う姿勢」2016年9月5日〈archive.is〉〈Internet Archive: Wayback Machine〉
- 産経ニュース「「減胎手術ミス」賠償提訴 不妊女性、五つ子1人も産めず 大阪地裁」2016年9月5日付〈archive.is〉〈Internet Archive: Wayback Machine〉
ニュース
- 2017年1月3日、米女性歌手ジャネット・ジャクソンさんが50歳で出産。
生殖補助技術に関する文献表
- 関口礼子「少子化と家族制度のはざまで(2)――親とはだれか」『書斎の窓』2009年12月号、63-71頁
- 向井亜紀「膨らまなくなったママのおなかの歴史:ちゃんと伝えていくよ」『AERA臨時増刊』No. 46、2009年10月10日号、6-8頁
- 上杉富之編『現代生殖医療:社会科学からのアプローチ』世界思想社、2005年
社会学方面では上杉富之が生殖補助技術について研究をしている?
リンク集
- ライフサイエンスの広場|生命倫理・安全に対する取組
- 各種指針などがまとめられている。